神籬 神話において

 


日本神話天孫降臨において、高御産巣日神たかみむすびのかみ。高木神(たかぎのかみ)とも呼ばれる樹神)は、天児屋根命(あめのこやねのみこと)太玉命(ふとだまのみこと。祭祀を行う忌部氏(いんべうじ)の祖とされる)に、「天津神籬と天津磐境を起こし樹(た)てて、常にわが天孫のために斎(いわ)い祭りなさい」と命じたとされる。