国衙 遺跡 阿波国府跡



あわこくふあと。徳島県徳島市 国府町(こくふちょう)付近にある。発掘調査はすでに30回以上実施されている。7世紀前半代に遡る可能性がある。初期段階の国府中心地域(観音寺地区)から多量の木簡などが出土している。観音寺地域の北側にある敷地遺跡と反対側の南側にあるせんだんの木地区で国衙関連の建物跡が発見されている。敷地遺跡からは10棟からなる建物郡と柵や井戸が見つかっている。8世紀前半代に建てられた4棟と9世紀前半代に建てられた6棟が検出されている。コの字状に建てられている。