国府 国府の一覧表(国府所在郡)を記載した史料
1 『倭名類聚抄』20巻本
2 『色葉字類抄』(いろはじるいしょう)とその増補版の『伊呂波字類抄』(いろはじるいしょう)10巻本
3 『拾芥抄(しゅうがいしょう)』
4 易林本(えきりんぼん)の『節用集』(せつようしゅう)
· サイト上の大学図書館のデジタルアーカイブシステムなどで、原文の詳細を読むことができる。
· 各史料によって、国府の異同、国府の記載なし、国府所在郡のみで郷名の記載なし、などから、国府の時代による移転説、国府所在候補地が複数挙がり論争になる。
· 史料が平安時代中期以降の編纂のため大化の改新~平安時代初期の初期国府と史料記載国府は違うと見る説、国分寺や総社のあった場所に国府もあったと見る説などがあり、国府の選定には注意を要する。