鵜坂神社 祭事

 


· 歳旦祭 1月1日


· 建国祭 2月11日


· 祈年祭 2月23日


· 例大祭 4月29日



· 除蝗祭(じょこうさい)

家持彰祭・

鵜坂寺別当慰霊祭


 6月16日




· 新嘗祭 11月23日

 



平安時代から江戸時代までは、楉祭(しもとまつり)という特殊神事が行われていた。別名を「尻打祭」といい、貞操を戒めるために女性の尻を打つ祭であった。正月に七草粥を炊いた薪で女性の尻を打つと健康な子が生まれるという公家の遊びが伝わったものである。「日本五大奇祭」の一つとして日本全国にその名が知られ、松尾芭蕉宝井其角(たからい きかく)もこの神事を詠んでいる。明治初年に雌馬の尻を打つ祭に変えられ、第二次世界大戦終戦ごろに廃絶した。「八雲御抄」(やくもみしょう)には「うさかのつえ、是は越中の国うさかの明神祭日、榊木して女の男のかずに禰宜(ここに脱字あるかという)を打つ事なり」とあり、「倭訓栞」(わくんのしおり)には「其祭日に神人祝詞を宣る時、一郷の女子に其年あへる男の数をいはせ、杖をもて女の尻を打といふ」とある。