隠津島神社(二本松市) 境内
福島県の名勝及び天然記念物に指定される木幡山全域を境内地とし、山中に県指定史跡の経塚群を始めとする文化財や史跡を有する。「木幡の大スギ」や蒲生秀行(がもう ひでゆき)が植栽したという目通周囲7メートル以上の杉や檜を始めとする目通幹周4メートル以上の巨木が聳え、昭和49年には県の保健保安林にも認定されている。
本殿に至る参道沿いを始めとする山内各所に治陸寺時代の神仏習合の形跡を窺わせる自然石の平面上に彫られた観音菩薩の像があり、「三十三観音」と称されて昭和52年にはこれらを巡礼する為の遊歩道も整備された。