風間神社(かざまじんじゃ)
風間神社(かざまじんじゃ)は、長野県長野市 風間(かざま)にある神社。
式内社に比定される。
長野駅から南東約3kmほど、県道からやや入った住宅地に鎮座する。
『日本書紀』では596年(推古天皇5年)「竜田風神信濃須坂・水内社を祀らしむ」、860年(貞観2年)「飄別神(つむじわけのかみ)に叙位」との記述がある。これらが風間神社を指すと考えられる。979年(天元2年)には諏訪氏の庶流・矢島忠直が庄司として派遣され風間姓を名乗り、これが各地の風間氏の発祥となっている。
神社に伝わる「太々神楽獅子舞」は1822年(文政5年)から続く、歌詞がなく太刀を持つ雄獅子であり、1998年(平成10年)に長野市選択無形民俗文化財に指定されている。