八幡神社(中津川市千旦林) 概略

 


l 元々は神坂峠(みさかとうげ)の道中安全を祈願し、大山祇大神(おおやまつみのおおかみ)を祀ったのが最初という。大宝2年(702)に社殿を建立したという。

 


l 時期は不明だが、豊前国宇佐八幡宮を勧進、合祀する。このころから坂本神社八幡宮と改称したという。諏訪神社の社伝によると、坂本神社は社殿の焼失後、延文2年(1357年)に遷座して諏訪神社となったとある。このことから坂本神社八幡宮となったのは南北朝時代と推測される。

 


l 天正2年(1574年)、武田勝頼東濃(とうのう。美濃東部)を侵攻した際、戦火により焼失する。その後荒廃してしまう。

 


l 天保3年(1832年)、現在の社殿が建立され復興する。