ミヅハノメ 『上記』(うえつふみ)の記述

 


江戸時代の偽書とされる『上記(うえつふみ)によると、ミヅハノメは、夫ミヅハノオとともに、地下水の治水を司る神である。イザナギ・イザナミは、この人の夫婦神に、「山野に含まれる水=地下水は、天の安河原(あまのやすがわら)の水なので、汝らがこれを治めて、外に溢れ出さないように、植物の生育の助けとなるように管理せよ」と命じたが、記紀ではこの部分が省略されている。



しかし、ウエツフミは江戸時代に創作された偽書とされており、信憑性に大きく欠ける。