谷保天満宮 文化財 重要文化財(国指定)

 


l 木造扁額(額文「天満宮」)

 

檜材の扁額で、鎌倉時代中期の建治元年(1275年)作。サイズは縦68.2cm、横50.0cm。裏面に「建治元年乙亥六月廿六日乙丑書之 正三位藤原朝臣経朝」の銘がある。昭和16年(1941年)11月6日指定。銘にあるように、当時を代表する書家であった世尊寺流(せそんじりゅう)9代の世尊寺経朝の書である。

 

 

 

l 木造獅子狛犬

 

針葉樹材の寄木造(よせぎづくり)で鎌倉時代の作。阿吽一対で本殿に安置されていたが、現在は宝物館に収蔵されている。平成15年(2003年)5月29日指定。