葛城襲津彦 墓

 


墓の所在は不詳。奈良県南西部の葛城地方では、襲津彦と関連が推測される古墳として室宮山古墳むろみややまこふん。室大墓(むろのおおはか/むろのおおばか)、奈良県御所市 室)がある。同古墳は、葛城地方最大(全国第18位)規模の前方後円墳で、5世紀初頭頃の築造と推定される。出土品のうちでは、伽耶かや。朝鮮半島南部)産の船形陶質土器が記紀の襲津彦伝承と対応するものとして注目される 。同古墳では武内宿禰の墓とする伝承も古くよりあったが、近年では築造時期から襲津彦の墓と推定する有力視されている。ただし、記紀における襲津彦の人物像のモデル人物は複数存在する可能性があるため、同古墳の被葬者と一対一に対応するものではない。