長由介神社 歴史
2社とも創建年代は不明である。建久3年(1192年)の『皇太神宮年中行事』6月23日条に、祭使が並宮(瀧原竝宮)を参拝した後、河島・長由介・天若宮を参拝した旨が記述されているが、これは荒木田氏経が寛正5年(1464年)に加筆したものである。
寛文2年(1662年)より、若宮神社・長由介神社は江戸幕府による神宮式年遷宮の対象となる。また1889年(明治22年)以降は神宮司庁の造営となる。長由介神社は江戸時代まで若宮神社と同じく南向きに鎮座していたが、1874年(明治7年)に西向きに変更され、それまでなかった玉垣・玉垣御門を設置した。またこの際、川島神社を長由介神社に同座させることとした。
長由介神社・川島神社は2014年(平成26年)11月に建て替えられている。それ以前の遷座は1910年(明治43年)5月のことである。