子安神社(伊勢市) 歴史

 


創建は不詳。ただし『延喜式神名帳』および『延暦儀式帳』に記載がないことから、古代には存在しなかったと推察される。



明治5年6月(グレゴリオ暦:1872年7月)、教部省は両古書に記載のない神社を一律に神宮所管から外したため、子安神社と境内を共有する大山祇神社は神宮所管から離れることとなった。一方の神宮側では、大山祇神社を神宮の所管に復帰すべく、神社局と内々に折衝を開始、大山祇神社の氏子は1900年(明治33年)に自ら神宮に神宮所管への復帰を願い出た。この願いが受け入れられ、大山祇神社とその境内社の子安神社および両社の社地174余(≒575m2)が1900年(明治33年)、内宮に編入された。



1924年(大正11年)3月に造り替えられた。