江神社(えじんじゃ)
江神社(えじんじゃ)は、伊勢神宮皇大神宮(内宮)の摂社。内宮の摂社27社のうち第17位である。
音無山(おとなしやま)東麓に鎮座し、五穀豊穣の守護神を祀る。
三重県伊勢市 二見町(ふたみちょう)江(え)字 明神奥(みょうじんおく)992に鎮座する。倭姫命が定めた神社である。
社名は入り江に由来し、入り江を巻いて松が林立する光景から地域では「巻江の明神」(蒔絵の明神)と呼ばれている。この名称は『寛文摂社再興記』や『神三郡神社参詣記』(しんさんぐんじんじゃさんけいき)に記されており、江戸時代にはある程度認知されていたと考えられる。ただし、江神社と「巻江の明神」が同所であるという確証はない。
社地の面積は1,140m2。古代の社地は1町(≒9,917m2)、長さ4尺(≒1.2m)×広さ5尺(≒1.5m)×高さ6尺(≒1.8m)の社殿を有した。