敏馬神社 祭神

 


敏馬(みぬめ)は、古く、汶売、美奴売、三犬女、見宿女等の文字で書かれることもあった。



現在は素盞嗚尊(すさのおのみこと)を主祭神とし、天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)熊野坐神(くまのにいますかみ)を配祀しており、江戸時代までは「牛頭天王(ごずてんのう)と称していた。



本来の祭神はミヌメ神(美奴売神・敏馬神)であった。ミヌメ神はその神名から水神弥都波能売神(みづはのめのかみ)と同神とみられ、現在では境内社の水神社(すいじんじゃ)に弥都波能売神が祀られている。閼伽井(あかい)あるいは三犬女清水(みぬめのしみず)と呼ばれる井戸がある。この女神の名を、敏馬とする説が有力。他に、柿本人麻呂の歌「玉藻刈る 敏馬を過ぎて 夏草の 野島の崎へ 舟近づきぬ」からの発想であろうか、藻を製造する時に使用する海松(ミル)からとする説もある。