アメノワカヒコ 解説

 


名前の「ワカヒコ」は若い男の意味である。これが神名ではなく普通名詞だったため、「神」「命」「尊」の尊称が付かないとする説がある。また、天津神(あまつかみ)に反逆したためであるとする説もある。



天稚彦の喪屋は古事記では地上に作ったとあるが、日本書紀では疾風(はやち)に遺体を上げさせて、喪屋は天に作ったとある。



天稚彦と味耜高彦根命(アヂスキタカヒコネ)がそっくりだったということで、本来同一の神であったとする説もある。すなわち、アメノワカヒコの死とアヂスキタカヒコネとしての復活であり、これは穀物が秋に枯れて春に再生する、または太陽が冬に力が弱まり春に復活する様子を表したものであるとする。