阿遅速雄神社 境内 ①
l 社殿
本殿は流造銅板葺となっている。
l 社務所
l 正門
瓦葺。明治初年に近在の薩摩屋敷から移築したという逸話から薩摩門(さつまもん)との名称あり。
l 阿遅速雄社社号標石
本殿前にある、花崗岩製の標石。高さ96cm、一辺24cm四方の角柱に「阿遅速雄社」と彫られている。機内にある式内社の顕彰を企図した並河誠所の指示により、弟子の久保重宜(くぼ しげたか)が元文元年(1736年)から2年(1737年)にかけて建てたものである。標石は高さ43cm、一辺61cm四方の下台石、高さ24cm、一辺42cm四方の中台石の上に建つ。中台石には「菅廣房」の名が刻まれている。是は標石を立てるにあたって資金を提供した「山口屋伊兵衛」を指す。平成16年(2004年)に大阪市の有形文化財に指定された。
l お陰灯篭(おかげとうろう)
慶応4年(1868年)に制作された灯篭で正門の脇に立つ。お蔭参りの結縁(けちえん)として建てられた物で、大阪市内では唯一現存するお陰灯篭である。平成22年(2010年)、大阪市指定有形民俗文化財に指定された。
l 大クスノキ
樹齢1000年と伝わるクスノキで樹高16メートル、幹周り6メートルの巨木。大正時代に落雷に遭い主幹が枯れてしまったが、樹木医の治療により支幹は健在である。昭和45年(1963年)2月20日、「阿遅速雄神社のクス」の名称で大阪府により天然記念物に指定された。