住吉三神(すみよしさんじん)
住吉三神(すみよしさんじん)は、神道で信仰される神である。
底筒男命(そこつつのおのみこと)、中筒男命(なかつつのおのみこと)、表筒男命(うわつつのおのみこと)の総称である。住吉大神ともいうが、この場合は住吉大社(すみよしたいしゃ)にともに祀られている息長帯姫命(おきながたらしひめのみこと。神功(じんぐう)皇后)を含めることがある。海の神、航海の神、また和歌の神とされる。
住吉は、元は「すみのえ」と読んだ。住吉の「吉」は古来では「エ」と読み、「住」(スミ)と「吉」(エ)の間に助詞の「ノ」を入れて、「住吉」は「スミノエ」と読んだが、平安時代の頃から「スミヨシ」と読むようになった。スミノエとは「澄んだ入り江」のことであり、澄江、清江とも書いた。
かつての神仏習合の思想では、それぞれ薬師如来(底筒男命)、阿弥陀如来(中筒男命)、大日如来(表筒男命)を本地とすると考えられた。