天神信仰 発祥の地
北野天満宮と太宰府天満宮はそれぞれ独立に創建されたものであり、どちらかがどちらかから勧請を受けたというものではない。そのため、北野天満宮と太宰府天満宮では「総本社」「総本宮」という呼称は用いず、「天神信仰発祥の地」という言い方をしている。また、防府天満宮や與喜天満神社など最古の信仰発祥の地を称するところも複数ある。
ただし「日本三大天神」などと称する場合には、北野天満宮を外して太宰府天満宮を残す例がある。その場合、太宰府天満宮以外の2つとは亀戸天神社(かめいどてんじんしゃ。東京都江東区、旧称「東宰府天満宮」)と大阪天満宮(おおさかてんまんぐう。大阪府大阪市北区)である。