クシナダヒメ 祭神
稲田の神として信仰されており、
廣峯神社
(ひろみねじんじゃ。兵庫県姫路市)、
氷川神社
(ひかわじんじゃ。さいたま市大宮区)、
須佐神社
(すさじんじゃ。島根県出雲市)、
八重垣神社
(やえがきじんじゃ。島根県松江市)、
須我神社
(すがじんじゃ。島根県雲南市)、
八坂神社
(やさかじんじゃ。京都市東山区)、
櫛田神社
(くしだじんじゃ。富山県射水市)、
櫛田宮
(くしだぐう。佐賀県神埼市)
六所神社(ろくしょじんじゃ)
のほか、各地の氷川神社で祀られている。
多くの神社では、夫のスサノオや子孫(又は子)の大国主などと共に祀られている。しかし、茨城県笠間市にある稲田神社(いなだじんじゃ)は、唯一クシナダヒメを単独で祀っている。
福岡県福岡市にも櫛田神社(くしだじんじゃ)があるが、ここの祭神は大幡主大神(おおはたぬしのおおかみ)・天照大神(あまてらすおおみかみ)・素戔嗚大神(すさのおのおおかみ)である。ただし、元々はクシナダヒメを祀っていたとする説もある。