アメノオシホミミ 神名
名前の「マサカツアカツ(正勝吾勝)」は「正しく勝った、私が勝った」の意、「カチハヤヒ(勝速日)」は「勝つこと日の昇るが如く速い」または「素早い勝利の神霊」の意で、誓約の勝ち名乗りと考えられる。「オシホミミ(忍穂耳)」は威力(生命力)に満ちた稲穂の神の意である。合気道開祖・植芝盛平(うえしば もりへい)は正勝を「敵に屈せず、正しいことを行なって勝つ」、吾勝を「たゆまず修行し、己に勝つ」、勝速日を「相手と対峙した時にすでに勝っている」と解釈し、合気道の理念を表す用語とした。
稲穂の神、農業神として信仰されており、
l 富田八幡宮
(とだはちまんぐう。勝日神社(かつひじんじゃ)、島根県安来市)、
l 太郎坊宮
(たろうぼうぐう。阿賀神社(あがじんじゃ)滋賀県東近江市)、
l 英彦山神宮
(ひこさんじんぐう。福岡県田川郡添田町)、
l 西寒多神社
(ささむたじんじゃ。大分県大分市)、
l 木幡神社
(こはたじんじゃ。京都府宇治市)、
l 天日神社
(てんにちじんじゃ。兵庫県伊丹市)、
l 二宮神社
(にのみやじんじゃ。兵庫県神戸市)、
l 天忍穂別神社
(あめのおしほわけじんじゃ。高知県香南市)、
l 伊豆山神社
(いずさんじんじゃ。静岡県熱海市)
などに祀られている。