日光東照宮 歴史 日光東照宮と陰陽道

 


日光東照宮は、陰陽道に強い影響を受け、本殿前に設けられた陽明門とその前の鳥居を中心に結んだ上空に北辰(ほくしん。北極星)が来るように造られているという。また、その線を真南に行けば江戸に着くとされ、さらに、主要な建物を線で結ぶと北斗(北斗七星)の配置と寸分違わぬよう設計されているという、そのため、陽明門前の写真店屋のある辺りが気学における四神相応(しじんそうおう)の土地相といわれている。ただし、Google Earth から経緯度を取得すると、江戸城本丸から日光東照宮本殿への方位角は353度16分20秒(6度43分40秒西振れ)となり、およそ南北の位置関係にあると言える程度である。