天照大神 全国の天照大御神伝承 ①

 


天照大御神の伝承は各地に存在する。



· 木曽山脈恵那山(えなさん)には天照大御神誕生の際に、胞衣(えな。胎児を包んでいた膜や胎盤などの総称が埋設されたという伝承が残る。

 


· 長野県戸隠山の戸隠神社(とがくしじんじゃ)には天岩戸の伝承が残る。

 


· 三重県のめずらし峠は、天照大御神と天児屋根命が出会われたという伝承が残っている。

 


· 奈良県の與喜(よき)山には天照大御神が降臨された伝承が伝わっている。また、長谷寺の本尊十一面観世音菩薩立像の左脇侍 雨宝童子(うほうどうじ)立像は、天照大神として信仰されており、頭髪を美豆良(みずら)に結って冠飾を付け、裳(も)を着し袍衣(ほうい)を纏った姿をしている。

 


· 島根県隠岐は天照大御神が行幸の際、そこに生育していた大木を「おおき」と感動して呼ばれたことが隠岐の名の起源であるという伝承が残る。