猿田彦神社 論争・謎

 


全国約2千社の猿田彦大神を祀る神社の総本社「地祗猿田彦大本宮」は鈴鹿市の椿大神社(つばきおおかみやしろ)ということになっている(昭和10年内務省神社局調査)。



椿大神社の宮司は山本(やまもと)という姓で、猿田彦神社の宮司は宇治土公(うじとこ)という姓である。どちらも猿田彦神・大田命の直系の子孫であると主張している。『倭姫命世記』によれば宇治土公家こそ猿田彦大神の直系の子孫とされており、猿田彦神社が神宮内宮の近くにあることや、猿田彦大神を祀る各地の神社で椿大神社とつながりのある神社は少数しか存在しないことから猿田彦神社が猿田彦神を祀る神社の総本社と考える者も多い。(「椿大明神(つばきだいみょうじん)を祭る「椿神社」(つばきじんじゃ)は全国各地に存在している)



なお『延喜式神名帳』に記載されている「椿大神社」は、都波岐神社・奈加等神社(つばきじんじゃ・なかとじんじゃ)とする説もあり論争になっている。