若宮八幡社(名古屋市中区) 祭祀 例祭

 

江戸時代では、例祭である若宮祭は名古屋東照宮(なごやとうしょうぐう)の東照宮祭、天王社(那古野神社)の天王祭(てんのうさい)とならんで名古屋三大祭とされ、特に天王祭とは同日であったことから祇園祭と総称された(現在は別の日)。山車7両が神輿と共に名古屋城三の丸の天王社との間を往復し、名古屋城下の目抜き通りであった現在の本町通を練り歩いた。



現在の若宮まつりでは、今も残る山車1両(福禄寿。ふくろくじゅしゃ)と神輿が、那古野神社との間を往復する。福禄寿車は名古屋市指定有形民俗文化財となっている。