来宮神社 主な神事

 


· 例祭(7月15日


創建の事情に因んで、麦こがしを中心に百合根(ゆりね)橙(だいだい)ところ(ところてん)を供える。また例祭にあわせて、7月15・16日の両日、木の根を拾った大浜海岸まで神輿の渡御がある。その道中、天狗面に高足駄(たかあしだ)を履き猿田彦神に扮した者が、麦こがしを撒き散らすので、こがし祭と呼ばれ、これを浴びると夏の病気に罹らないという。また鹿島踊(かしまおどり)の奉納も行われる。なお、木の根を拾ったのが旧暦6月15日であったので、この日に祭典を行っていたが、明治以降新暦に改めた。