久能山東照宮 境内

 


大正元年『清水港の栞』「久能山東照宮 境内」福知勝

 


山麓より社頭まで磴通十六折、石階一千八十四、四町二十一間余にして達す。一の門を過れば梅林、勘助井戸、物見の松等あり。勘介井戸は深さ十余丈、山本勘介の穿てるもの、水清列にして夏猶冷なり。

 

 — 福知勝編『清水港の栞』「久能山東照宮 境内」大正元年より抜粋