尾山神社 文化財 神門
尾山神社神門は、棟梁・津田吉之助の設計施工により1875年(明治8年)11月に完成した。(地元ではオランダ人医師ホルトマンの設計であるとする説が流布しているが、ホルトマン着任以前に津田が最初の計画図を作成している。)洋風建築を模した擬洋風建築の中でも中国風の混入した数少ない例の一つである。1階を木骨煉瓦造 石貼付の3連アーチとし、2階・3階を木造漆喰塗りで階を追うごとに小さく作っている。各階の肩が垂直ではなく龍宮城のようにカーブしており、中国南方の寺院の門の作りになっている。屋根には避雷針が設置されている。
用途は神社の正門であるが、最上階には色ガラスがはめられ灯台の役割を果たしていたと伝えられている。減少した参拝客確保のためにこのような奇抜な神門が建てられた。