報徳二宮神社(小田原市) 歴史

 


二宮尊徳は報徳社(ほうとくしゃ。公益社団法人 大日本報徳社(だいにっぽんほうとくしゃ)を設立して農村の救済・教化運動を行っていたが、尊徳が安政3年(1856年)に亡くなった後も報徳社は存続し、関東・東海地方を中心に活動を行っていた。明治24年(1891年)に尊徳に従四位が贈られると、報徳社員の間で尊徳を祀る神社創建の動きが起き、明治27年(1894年)4月15日、尊徳の生地である小田原の小田原城址内に鎮座した。