国府祭 祭事の流れ 五社神揃山御成
5月5日の朝、一宮から五宮の各々で「発御祭」(はつぎょさい)が執り行われた後、神揃山へ向け神輿が出立する。
神揃山に到着した五社の神輿は、一宮から五宮まで以下の順番で入山する。
1 一宮 : 寒川神社
2 二宮 : 川勾神社
3 三宮 : 比々多神社
4 四宮 : 前鳥神社
5 五宮 : 平塚八幡宮
この後、無事な着御の奉告と国家安泰・五穀豊穣を祈願する「五社祭典」が行われる。また、三宮・比々多神社の社人が小餅の詰まった俵を頭上に掲げて地中に落とすことを繰り返し、破れた俵の中から小餅を取り出して参集の人々に撒く「チマキ撒き」が行われる。この小餅を食べると病気をしないと言われている。
この「チマキ撒き」とは別に、各神社の神輿の前で小餅入りの茅巻が付いたお札が頒布される。