国府祭(こくふさい、こうのまち)

 


国府祭


1 日本各地に存在した国府における祭り、あるいはそれが由来と伝わる祭事。

 

2 神奈川県中郡大磯町で行われる祭事で、相模国における国府祭。本項で解説する。

 



この項目では、神奈川県中郡大磯町国府本郷で行われる国府祭について説明しています。東京都府中市大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)で行われる武蔵国の国府祭「武蔵国府祭」については「くらやみ祭」を、千葉県館山市鶴谷八幡宮で行われる安房国の国府祭「やわたんまち(八幡祭)」については「鶴谷八幡宮#例大祭」をご覧ください。


 




国府祭(「こくふさい」または「こうのまち」)は、神奈川県 中郡(なかぐん)大磯町(おおいそまち)国府本郷の神揃山(かみそりやま)及び「大矢場」(おおやば。現在の馬場公園)で5月5日に行われる祭礼。別名「天下祭」「端午」ともいう。平安時代相模国内の主要五神社を国府に近い柳田大明神に併せ祀って総社六所神社とした故事によるとされる。神奈川県無形民俗文化財に指定されている。