富岡八幡宮(江東区) 歴史 創建
1624年(寛永4年)、長盛法師(ながもりほうし)が神託により砂州であった当地を干拓した。その際工事が難航したため、「波除八幡」(なみよけはちまん)の別名を持つ「富岡八幡宮」(とみおかはちまんぐう。横浜市金沢区)から分社して同じ社名を許され、永代島(えいたいじま)に八幡宮を建立したことが創建とされる。(本社となる横浜市の富岡八幡宮は、源頼朝の勧請により1190年代の建久年間に創建された。)創建当時は「永代嶋八幡宮」と呼ばれ、砂州の埋め立てにより60,508坪の社有地があった。
八幡大神を尊崇した徳川将軍家の保護を受け、庶民にも「深川の八幡様」として親しまれた。広く美麗な庭園は人気の名所であったという。
なお、長盛法師は同じ地に別当寺院として永代寺(えいたいじ)も建立している。
当社の周囲には門前町(現在の門前仲町(もんぜんなかちょう))が形成され、干拓地が沖合いに延びるにつれ商業地としても重要視された。