氷川神社(川越市) 歴史
· 541年(欽明天皇2年)
入間川(いるまがわ)で夜な夜な光るものがあり、これを氷川神(ひかわのかみ)の霊光だと捉え、当地に氷川神社を勧請したと伝えられる。
· 1457年(長禄元年)
河越城(かわごえじょう。川越城)を築いた太田道灌は当社へ詣で、和歌を残している。
老いらくの 身をつみてこそ 武蔵野の 草にいつまで 残る白雪
· 川越藩歴代藩主の崇敬を受け、酒井忠勝(さかい ただかつ)、堀田正盛(ほった まさもり)、松平斉典(まつだいら なりつね)が社殿造営を行った。
· 旧社格は県社で、現在は神社本庁の別表神社である。
· 1948年(昭和23年)
境内より祭祀用の石剣が発掘され、当地では5世紀を中心とする古墳時代に集落が形成され、祭祀が行われていたことが判明した。