出羽三山 文化財 美術工芸品 重要文化財
· 銅燈篭竿(どうとうろうさお)
文和元年(1352年)七月二十五日の銘あり
- 1915年(大正4年)3月26日指定
高さ112cm、口径40cm。この竿から全体を想像すると、総高3m以上の銅燈籠であったと思われる。火袋と笠と基台が失われ、竿だけが残ったものである。
· 梵鐘
「羽黒山寂光寺 建治元年八月廿七日」刻銘
- 1973年(昭和48年)6月6日指定
鋳銅・大形の梵鐘で、中世以前の鐘では東大寺に次ぐ巨鐘である。東北地方において最大で、銘のあるものとしては最古の鐘である。
· 銅鏡(羽黒山御手洗池出土)190面
- 1937年(昭和12年)7月29日指定
鏡の種類は和鏡が8割を占め、儀鏡(ぎきょう)・湖州鏡式鏡(こしゅうきょうしききょう)・唐式鏡(とうしききょう)に分かれる。鏡背文様は双鳥文と植物文を組み合わせた自然風物が多い。湖州鏡式鏡は方・長方鏡で、銘文が刻まれ蝶・蜻蛉(とんぼ)・飛雲が描かれている。唐式鏡は八稜鏡(はちりょうきょう)か五稜鏡(ごりょうきょう)で、瑞花文(ずいかもん)や瑞花双鳥文(ずいかそうちょうもん)の主文様を対称的な位置に配置している。儀鏡は鏡に似せた模造の粗製品である。京都付近の製作とみられている。