田の神 狐塚と稲荷信仰

 


全国に狐塚(きつねづか)の地名は多いが、これは民間信仰において、が田の神の使いだと考えられていたことに由来する。元は田の近くに(狐塚)を築いて祭場としたものが、のちに稲荷神勧請して祠としたことが、稲荷信仰が全国的に広がる契機となったものと考えられている。