志賀海神社 神宮寺
志賀海神社には、かつて神宮寺として金剛山吉祥寺(こんごうさんきっしょうじ)があった。創建は永享年間(えいきょう。1429年-1441年)といわれる。本来は天台宗であったが、のち禅宗に改めて博多承天寺(じょうてんじ)末となった。寺内には文殊堂があり文殊信仰が盛んで、航海神としても信仰されたという。
吉祥寺は明治元年(1868年)3月の神仏分離で廃寺となった。この吉祥寺を継承したのが、志賀海神社南方にある荘厳寺(しょうごんじ)であると考えられている。この荘厳寺には、平安時代の木造観音菩薩立像(福岡市指定有形文化財)、南北朝時代の銅造菩薩坐像(福岡市指定有形文化財)が伝えられている。