織幡神社 祭神
祭神は次の7柱。
o 武内大臣
(たけしうちのおおおみ)
- 武内宿禰に同じ。
o 住吉大神
(すみよしおおかみ)
o 志賀大神
(しかおおかみ)
o 天照大神
(あまてらすおおかみ)
o 宗像大神
(むなかたおおかみ)
o 八幡大神
(はちまんおおかみ)
o 壱岐真根子臣
(いきのまねこのおみ)
延長5年(927年)成立の『延喜式』神名帳での祭神の記載は1座。文安年間(ぶんあん、ぶんなん。1444年-1449年)成立の『宗像大菩薩御縁起』の時点では武内大臣を祭神とする旨が記されるほか、近世の『筑前国続風土記』では武内大臣・住吉大神・志賀大神の3神を祭神とする旨が記されている。現在は上記7神を祭神とし、そのうち武内大臣・住吉大神・志賀大神の3神を主神とする。
神仏習合時代には、本地仏は如意輪観音とされていた。宗像大社旧神宮寺の鎮国寺(ちんこくじ)では、織幡神社を含む宗像五社の本地仏像(福岡県指定文化財)が伝世されている。