太鼓台(舁き山) 千歳楽(せんざいらく、せんだいろく)

 


岡山県南西部の秋祭りに繰り出す太鼓台は千歳楽(せんざいらく・せんだいろく)と呼ばれる。千歳楽は高梁(たかはし)市・旧美星町(びせいちょう)以南の備中國分で広く分布するが、備讃瀬戸の島嶼部香川県側でも一部この呼称が使われている。備前國分の瀬戸内市牛窓にも同形態の太鼓台が存在するが牛窓での呼称は「どんでんどん」。 江戸期謡曲「千歳楽」が現在の倉敷市連島で創作され流行、太鼓台を担ぐ際謡曲「千歳楽」を唄うことがこの界隈で普遍化し太鼓台自体を「千歳楽」と呼ぶようになったとする説が有力。 千歳楽は布団を3枚もしくは5枚を載せたモノが一般的であるが中には2枚布団(連島)7枚布団(旧金光町)のモノもある。総重量は1トン程度までで他地域の太鼓台と比べ総じて小ぶり。 千歳楽が出る祭で最も賑わうのは10月最終土日に行われる倉敷市玉島乙島(たましまおとしま)の戸島神社(としまじんじゃ)秋季例大祭(乙島祭り)。千歳楽8台、御船3台、だんじり1台が出る。