神櫛皇子 信仰

 


香川県に伝わる讃留霊王(さるれお、讃王(さんのう))伝説によれば、景行天皇23年に讃留霊王は勅命を受け、讃岐入りして瀬戸内の悪魚退治を行い、同地に留まり仲哀天皇8年9月15日に125歳で薨去したという。この讃留霊王について、東讃(とうさん)では神櫛王のこととし(櫛梨神社(くしなしじんじゃ)社伝等)、西讃(せいさん)では武卵王(たけかいごのみこ:日本武尊の子)のこととしている。