小虫神社 祭祀

 


氏子区域は小森谷を始め温江の尾上(おのえ)、門出(もんで)、谷垣、尾佐(おさ)、本村(ほむら)の6地区で(温江の残りの地区は大虫神社の氏子)、祭礼は大虫神社と合同で行われ、神楽と太刀振りが奉納される。奉納は江戸時代後半からというが、その由来は伝わっていない。現在の例祭日は4月最終日曜日で、加悦谷の諸神社とともに「加悦谷祭」(4月最終土・日曜日)を構成する。なお、『特選神名牒』には祭日を10月30日としているが、その後4月21日に変更され、更に1889年(明治22年)頃から加悦谷の諸神社が全て天満神社てんまじんじゃ。与謝野町加悦字天神山に鎮座する旧郷社)の天神祭(4月25日)にあわせて4月24・25日に統一固定し、2001年(平成13年)から現行日に変わったものである。



土曜日は宵宮で早朝から小虫・大虫両神社の氏子区域全戸へ神楽と太刀振りが厄除けの門付け(かどづけ)に訪れ、夕刻と翌日曜日の本祭に当神社と大虫神社へ順次奉納される。その際、宵宮で先に当神社で奉納されれば本祭では大虫神社から奉納し、翌年には宵宮で大虫神社から、本祭で当神社からと毎年順序が交替する決まりとなっている。また、かつては当神社氏子と大虫神社氏子とで隔年交替で奉仕していたが、1972年(昭和47年)に温江太刀神楽保存会が結成され、以後合同で行っている。