大虫神社(与謝野町) 文化財 与謝野町指定文化財

 


(括弧内は種別と指定年月日)



· 石造五重塔1基

(建造物、昭和57年6月10日)




· 経文断片1枚

(考古史料、同上)


 - 昭和4年(1929年)に発見された境内の経塚(きょうづか)を発掘したところ、経筒(きょうづつ)3筒が出土(銅製2、土師器(はじき)製1)、その中に納められていた経巻の10枚程の紙片の1枚で、「泰氏兄弟」と記されており、この「泰氏」は鎌倉時代中期(13世紀前葉)の丹後国守護であった足利泰氏(あしかが やすうじ)の可能性があるという。

 




その他未指定であるが、五重塔の隣に「文明五年(1473年)」の刻銘のある宝篋印塔(ほうきょういんとう)が建ち、神像は文政9年(1826年)製作の坐像で像高47cm、江戸時代の神像彫刻の一端を知らしめるものである。