櫛石窓神社 文化財 重要文化財(国指定)
· 木造櫛岩窓命坐像・木造豊岩窓命坐像(彫刻)
- 指定名称では「櫛岩窓命」と表記。平安時代の作。明治44年4月17日指定。
· 木造大宮比売命坐像(彫刻)
- 平安時代の作。明治44年4月17日指定。
神道では元来偶像を祀る習慣はなかったが、仏教の影響で神像が製作されるようになった。神像の製作は文献上は8世紀からみられるが、現存遺品があるのは平安時代初期以降である。当社の像は古い神像の特徴を有しており、平安時代中期から末期の造像と見られている。なお、櫛石窓命坐像・豊石窓命坐像は1981年12月から1982年4月までの間(日付の特定不能)に盗難に遭っている。