筑波山神社 概史 明治以降
明治維新後、神仏分離によって中禅寺は廃寺とされた。これにより伽藍の多くが破壊されたが、数棟のみ破壊を免れて現在に文化財として残っている。また、この神仏分離により筑波山神社が復興され、その主要部は中禅寺の跡地を踏襲して形成され、現在に至っている。
· 明治2年(1869年)9月、
白川伯王家(しらかわはくおうけ)の白川資義(しらかわ すけよし)を祭主とする。
· 明治6年(1873年)10月4日、
近代社格制度において県社に列格。
· 明治8年(1875年)、
中禅寺本堂(大御堂。おおみどう)跡地に拝殿を造営。
· 明治41年(1908年)9月4日、
神社整理により境内社春日神社に境内社84社を合祀。
· 戦後、神社本庁の別表神社に列格。
· 昭和30年(1955年)、
男体山本殿を改築(現本殿)。
· 昭和54年(1979年)、
女体山本殿を改築(現本殿)。