杜本神社(もりもとじんじゃ)

 


杜本神社(もりもとじんじゃ)は、大阪府(旧河内国)にある神社である。式内社名神大社)であるが、延喜式神名帳に記載される「河内国安宿郡(あすかぐん) 杜本神社二座」の論社は羽曳野市柏原(かしわら)市にそれぞれ1社ずつある。羽曳野市の杜本神社の方が有力な論社とされる。



どちらも祭神に経津主神(ふつぬしのかみ)が含まれている。一説には、崇神天皇の時代、経津主命の14世の孫の伊波別命(いわわきのみこと)が、祖神・経津主神の陵墓のある地に住み、経津主神を祀ったのが起源であるという。



延喜式神名帳に名神大社として記されるほか、延喜式で当社の祭礼が「杜本祭」として記載され、内蔵寮(くらりょう)の幣使が参向していた。天正年間、織田信長高屋城(たかやじょう)攻めの際、兵火によって社殿・社宝を失い、天正14年、豊臣秀吉に社領を没収され衰微した。