高天彦神社 祭神
祭神は次の3柱。
· 高皇産霊神(たかみむすびのかみ)
- 主神。
· 市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
· 菅原道真公
『延喜式』神名帳での祭神は1座。元々は当地の地主神の「高天彦」(たかまひこ)を祀ったものと推測される。
社名・神名の「高天(たかま)」は一帯の地名でもあり、神話に見える高天原の伝承地とする説が古くからあるほか、高皇産霊神の神名の転訛が由来とする説、高皇産霊神の別名が「高天彦神」とする説、「高間」すなわち金剛山中腹の平地を意味するとする説がある。『万葉集』では、「葛城の高間」と詠まれた歌が知られる(巻7 1337番)。『延喜式』神名帳では宇智郡(うちぐん)に高天岸野神社(たかまきしのじんじゃ)・高天山佐太雄神社(たかまやまさだおじんじゃ)が見え、いずれも五條市の金剛山中腹の神社に比定されることから、「高天彦神」を金剛山の神霊そのものとする説もある。