平群坐紀氏神社(へぐりにますきのうじじんじゃ)
平群坐紀氏神社(へぐりにますきのうじじんじゃ)は、奈良県生駒郡 平群町(へぐりちょう)にある神社である。式内社(名神大)で、旧社格は村社。単に紀氏神社(きのうじじんじゃ)ともいう。
現在は天照大神(あまてらすおおみかみ)・天児屋根命(あめのこやねのみこと)・都久宿禰(つくのすくね)・八幡大菩薩(はちまんだいぼさつ)を祭神としている。
社名は「平群に鎮座する紀氏(きうじ)の氏神の社」の意で、紀氏もしくは平群氏(へぐりうじ)の末裔である紀船守(き の ふなもり)が、祖神の平群木菟宿禰(へぐりのずくのすくね)を祀ったものであった。延喜式神名帳では名神大社に列している。中世には春日神を祀り「春日神社(春日大明神)」と称しており、近世には天照大神と八幡大菩薩が祀られていた。現在の祭神は、過去に祀られたことのある全ての神である(都久宿禰は平群木菟宿禰のこと)。
近世には「辻の宮」または「椿の宮」とも称された。当社は元々、現在地より2kmほど南の「椿井」(つばい)にあったものと見られている。
明治6年(1873年)村社に列した。