秩父神社 祭事
· 御田植祭
(おたうえさい。4月4日)
· 秩父川瀬祭
(ちちぶかわせまつり。7月19日・20日)
境内社の日御崎神社の祭。江戸時代に京都の八坂神社の祇園祭が秩父に入ってきたものである。幕末・明治から付祭として屋台・笠鉾(かさぼこ)も曳かれるようになり、現在では8基の屋台・笠鉾を曳く。
l 7月19日(宵宮)
- 天王柱立神事、お水取り神事
l 7月20日(川瀬神事)
· 番場町諏訪神社祭礼 (9月27日)
有名ではないが、古い文献によると川瀬祭よりも重要性が高かったと考えられている。数年に一度(不定期)、諏訪大社の御柱祭(おんばしら/みはしら さい/まつり)にならって御柱(おんばしら/みはしら)を曳く。
· 例祭
(秩父夜祭(ちちぶよまつり)、12月1日-6日)
6日間行われることから「六日市」と呼ばれ、絹の取引で栄えた。また旧暦11月3日に行われたので霜月大祭とも呼ばれていた。武甲山(旧 武甲山蔵王権現社、現 武甲山御嶽神社)の男神(神話では蛇もしくは竜神、神仏習合後は蔵王権現)と秩父神社・母巣の森の女神(神仏習合後は妙見菩薩)が1年に1度の逢瀬を楽しむ祭りとされている。祭自体は秩父神社の創建から存在した可能性が高いといわれている。寛文年間ごろから付祭として屋台・笠鉾が曳かれるようになった。