洲崎神社 概史 明治以後

 

明治5年(1872年)神祇を管轄する教部省は洲宮神社を式内社と定めたが、翌6年(1873年)にこの決定を覆して洲崎神社を式内社とした。ただし、決定の論拠はあまり明白で無いとされる。また、明治6年(1873年)には近代社格制度で県社に列格した。

 

 

洲崎神社は海上交通の関所と言うべき位置にあり、昭和15年-16年(1940年-1941年)頃まで沖を通る船に奉賽を納めさせる風習があった。昭和47年(1972年)には御手洗山が「洲崎神社自然林」として千葉県指定天然記念物に指定された。現在は兼務社となり、神職は常駐していない。