神輿 大きさ

 

大きさの単位は、普通「台輪」(だいわ)と呼ばれる部位の幅で測られる。標準的なものでも、幼児用の台輪寸法24cm(最大幅42cm)、担ぎ棒(一番長い親棒で180cm)を含む総重量18kgと言った小さなものから、台輪寸法105cm(最大幅177cm)、総重量550kg程度のものまであるこのクラスだと、親棒の長さは630cm程度にもなる。ただし意匠などにより重量は多少異なってくる。なお台輪寸法が60cmの場合、担ぎ棒を一度に担げる人数は50人となる(参照した文献によれば3交代制として、担ぎ手は150人必要としている)。

 

 

日本で一番大きな神輿は東京都富岡八幡宮(とみおかはちまんぐう)の御本社一の宮神輿と言われてはいるが、現在では担いで渡御することができない。また、台輪幅だけで言うと東京文京区の根津神社(ねづじんじゃ)の本社神輿(宮神輿=神社神輿)の方が大きい。

 

 

重量は500キログラム、担ぎ棒込みで1トンを越えるものも珍しくない。

 

 

一般的には、本社神輿>町会大人神輿>女神輿または子供神輿の順に大きい。