放生会 神社
· 宇佐神宮(うさじんぐう)
日本における放生会の起源であるとされるが、その内容はいくつかの点で独特である。
正式には陰暦8月15日であるが、現在は体育の日を最終日とする3日間(土曜日から月曜日)に催される。「仲秋祭」という名に改称されているものの、マスコミや観光客に限らず氏子など関係者も「放生会」と呼んでいる。
放生会で放されるのは蜷(にな。巻貝)である(通常は演出効果の意味もあり魚や鳥が使われる)。
北九州にある幾つもの神社が神幸に加わり、古宮八幡宮(こみやはちまんぐう)から神体となる銅鏡が奉納されるなど、北部九州の神社が一体となって行なわれる。
10年に1度「臨時勅使奉幣祭」と重なる。次回は平成27年(2015年)。
· 石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)
例年9月15日に石清水祭の中の儀式として執り行われる。
宇佐神宮より八幡神を勧請したのとほぼ同時期に放生会も伝わり、天暦2年には勅祭として執り行われるようになるなど、京都の年中行事の中でも重要な祭の1つであった。しかし明治期の神仏分離によって禁止され、石清水祭として残るものの、伝統の多くが失われていった。
平成16年(2004年)、「石清水八幡宮放生大会」として有志等の手により137年ぶりに古来からの神仏習合としての儀式が復活し、かつての放生会が推測できるような形での祭が行なわれている。
· 筥崎宮(はこざきぐう)
例年9月12日から18日に博多三大祭の1つとして盛大に行なわれる。「ナシもカキも放生会(ほうじょうや)」と言われるほど、秋の行事として親しまれている祭である。