土佐神社 関係地 葛木男神社(かつらきおじんじゃ)
o 所在地:
高知市 布師田(ぬのしだ)
o 祭神:
高皇産霊神(たかみむすびのかみ)、
葛木男大神(かつらきおのおおかみ)
(葛城之襲津彦(かつらぎのそつひこ))、
葛木咩大神(かつらきひめのおおかみ)
(葛城襲津彦妃命)
o 社格:
式内社「葛木男神社」、
式内社「葛木咩神社」(合祀)、
旧郷社
「かつらきおじんじゃ」。昭和47年(1972年)に葛木咩神社を合祀した。
『土佐国風土記』逸文には土左高賀茂大社の東4里(約2キロメートル)に土佐郡の郡家(郡衙)があったというが、その郡家の所在地をこの葛木男神社付近に比定する説がある。また同風土記の別の逸文では、土佐郡家内には土左大神の子(御子神)の天河命(あまのかわのみこと)を祀る社が、郡家南の道には天河命の娘神の浄川媛命(きよかわひめのみこと)を祀る社があると見え、一説にこれら天河命・浄川媛命は葛木男神・葛木咩神に比定される。